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塾を開業する方法とは?初期費用や開業の流れ・成功のポイントを解説

塾を開業する方法とは?初期費用や開業の流れ・成功のポイントを解説

塾の開業は、ただ場所を借りて生徒を集めればよいわけではありません。フランチャイズか個人かの開業スタイル選びから始まり、物件選定、資金調達、許認可手続き、講師採用、広告宣伝と、段階的な準備が必要です。初めて塾を開業する方にとっては、情報不足や資金面の不安が障壁になることもあるでしょう。

当記事では、塾開業の基本から費用相場、必要な資格・許認可、成功のポイントまでを解説します。塾の経営者を目指す方に向けて、開業準備を進めるための実践的な内容をまとめていますので、ぜひ最後までご一読ください。

1. 塾を開業する2つの方法

塾を開業する方法は、大手ブランドの力やノウハウを活かせる「フランチャイズ加盟」と、自由に運営方針を決められる「個人開業」の2つに分かれます。ここからは、それぞれの特徴やメリット・デメリットを説明しますので、自分に合う開業タイプを選ぶ参考にしてください。

1-1. フランチャイズに加盟するメリット・デメリット

フランチャイズに加盟して塾を開業する方法とは、既存の塾ブランドに参画し、本部が提供する運営ノウハウや集客システムを活用して教室を経営するスタイルです。初心者でも始めやすく、安心して開業できる点が大きな特徴です。

<メリット>

  • ブランド力が高いため、開業当初から集客しやすい
  • 生徒への指導ノウハウや教材が揃っており、初心者でも安心して運営できる
  • テレビCMやチラシなど、本部による広告宣伝ツールを活用できる
  • 連絡システムやタブレット教材など、業務効率化ツールが充実している
  • ほかの加盟店オーナーとの交流により、情報共有・相談ができる場合がある

<デメリット>

  • 加盟金やロイヤリティなど、金銭的な負担が発生する
  • カリキュラムや価格設定など、経営の自由度はある程度制限される
  • 教材や広告なども本部指定となるため、独自性を出しにくい
  • 契約年数や競合避止義務などにより、今後の展開に制約を受ける可能性がある

自由な経営を希望する方には向かない場合もありますが、フランチャイズ加盟で塾を開業すると強力な支援を受けられます。

1-2. 個人で開業するメリット・デメリット

個人で塾を開業する方法とは、自らの裁量で教室の運営・指導方針を決め、独立した形で塾を立ち上げるスタイルです。自宅などを活用すれば、小規模・低コストからでも始められるのが特徴です。

<メリット>

  • 経営方針や指導方法、教材など、すべてを自由に決定できる
  • 自宅の一室などでも開業でき、初期費用を抑えられる
  • ロイヤリティがかからず、運営コストを最小限に抑えられる
  • 独自のカリキュラムで差別化を図りやすく、地域密着の塾が作れる

<デメリット>

  • 開業準備から運営まで、すべて自己責任で行う必要がある
  • ブランド力がないため、利用者や信頼の獲得に時間がかかる
  • 経営や指導のノウハウがない未経験者にはハードルが高い
  • トラブルや経営判断をすべて1人で対応しなければならない

個人塾開業は自由度が高い一方で、自走力や継続的な学びが求められる開業方法と言えるでしょう。

個人塾の開業に成功する方法は?準備の流れやコストについても解説

2. 塾を開業するのに必要な費用とは

塾の開業費は、フランチャイズに加盟するか、個人で開業するかによって異なります。フランチャイズ開業では約500万~800万円、個人開業では約400万~600万円が目安です。それぞれの開業資金の内訳は下記の通りです。

<フランチャイズ開業の費用内訳>

加盟金 約100万~300万円
保証金 約0~50万円
店舗関連費(物件取得・内装) 約300万~400万円
研修費 約50万~60万円

フランチャイズでは、本部のブランドや商標を使用できる加盟金のほか、店舗の契約・工事費用、研修費などが必要です。加盟先によっては一部費用を本部が負担してくれるケースもあります。

<個人開業の費用内訳>

物件取得費 約100万~150万円
内装工事費 約80万~120万円
備品・設備費(机・椅子など) 約150万~200万円
教材費 約30万~50万円
広告宣伝費 約30万~80万円

個人経営の場合は、加盟金やロイヤリティが不要な分、初期費用は比較的抑えられます。自宅や既存物件を活用することで、さらなるコストダウンも可能です。

ただし、学習塾開業にあたっては、初期費用だけでなく運営費用も必要となり、その資金を調達する方法も検討しなければなりません。塾開業後の固定費や資金調達方法の詳細は、下記の記事で詳しく説明しています。

塾の開業資金はいくら?初期費用や運営資金・資金の調達方法を解説!

3. 塾の開業に必要な許認可や資格

学習塾や進学塾、オンライン塾などを開業するにあたり、教員免許や大学卒業資格などの特別な資格、許認可は不要です。設備基準も定められておらず、指導力や熱意があれば誰でも開業することが可能です。

ただし、個人事業主として開業する場合は税務署への開業届の提出が必要です。また、難関校や医学部などに特化した塾で自らが講師を務める場合、合格実績や学歴が集客面で強みとなる可能性があります。

3-1. 塾の開業に役立つ資格

塾を開業する際に資格は必須ではありませんが、個人塾の場合は資格がブランディングに役立つことがあります。たとえば、TOEIC®L&R TESTや英検®などの資格を持っていれば、英語の授業を希望する生徒やその保護者からの信頼性が高まり、集客やマーケティングの面で有利となるでしょう。

一方で、フランチャイズ塾の場合は指導マニュアルや研修制度が整っているため、資格がなくても教えやすく、未経験者でも開業しやすいのが特徴です。ECCベストワンでは、60年以上の実績を持つECCグループの教育ノウハウと知名度の高いブランド力を活かし、万全の開校サポート体制を整えています。開校前には授業の基本や心構えを学べる初期研修があり、開校後もフォローアップ研修を通じて講師のスキルアップを継続的に支援しています。

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4. 塾を開業するまでの流れ

塾を開業するには、塾の形式選びから物件探し、資金調達、手続き、講師の採用、広告宣伝まで、段階的な準備が必要です。ここでは、塾を開業する一般的な流れや注意点を詳しく解説します。

4-1. 塾の形式を選ぶ

塾を開業する際、最初に決めるべきポイントが「指導形式」です。どのような生徒を対象に、どのような指導を行うのかによって、運営スタイルや必要な人員・設備が変わります。学習指導の主な形式には下記の3つが挙げられます。

集団指導 複数の生徒を一斉に指導するスタイルで、学校と似た進行となります。基礎から受験対策まで対応でき、生徒同士の競争心が学習意欲を高める効果が期待できます。
個別指導 講師1人に対して生徒1~2人の少人数形式です。生徒の理解度に合わせたきめ細かな対応が可能で、生徒が集中しやすく学習効率も高くなります。
少人数指導 5人前後のグループを対象にした形式で、集団と個別の中間的なスタイルです。生徒同士の交流や、刺激を与えつつ柔軟な指導ができる点が特徴です。

個人指導塾にするか集団指導塾にするかは、自分の目指すスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。

4-2. 物件を選ぶ

物件を探し出す前に、まずは商圏分析によって人口構成や学校の数、競合塾の立地・形式を調査し、その地域で求められている学習ニーズと自塾のコンセプトが合致するかを確認しましょう。

物件探しの際、立地は集客に直結するため、駅からのアクセス、学校との距離、安全性、駐輪スペースの有無などを総合的に検討します。物件は、自宅の一部を活用する方法とテナントを借りる方法があります。

自宅開業 初期費用を抑えられますが、家族への影響やプライバシー管理に注意が必要です。
テナント開業 立地の選択肢が広く、生徒数の拡大に対応しやすくなりますが、家賃や水道光熱費などのコストがかかります。

一度選んだ立地は簡単に変更できないため、慎重に選定しましょう。

4-3. 開業資金を調達する

塾を開業するには、物件取得費や設備費、広告費など多くの初期費用が必要です。自己資金だけでまかなうのが難しい場合は、外部からの資金調達が有力な手段となります。主な資金調達方法は以下が挙げられます。

日本政策金融公庫 政府系の金融機関で、低金利・無担保の創業融資を利用できる場合があります。また、返済期間を柔軟に設定できます。
金融機関からの融資 地方銀行や信用金庫などから直接借りる方法です。審査は厳しいですが、しっかりとした事業計画書があれば、比較的大きな資金も調達可能です。
制度融資 地方自治体が保証協会や金融機関と連携して行う融資制度です。保証料の補助や低金利が魅力で、地域の支援を受けながら借り入れができます。

資金調達の際は「いくら借りるか」だけでなく、「どう返済するか」も大切です。綿密な資金計画を練った上で創業計画書を用意し、着実に準備を整えましょう。

4-4. 開業手続きを行う

塾を開業するのに教員免許のような資格は不要ですが、税務や労務に関する各種手続きは必要です。以下の手続きを遅滞なく行いましょう。

開業届の提出 個人事業主として塾を開業する場合、開業から1か月以内に所轄の税務署へ「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出する必要があります。
給料支払事務所の開設届出書 講師など従業員を雇用する場合、税務署に「給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書」を提出します。
青色申告承認申請書の提出 青色申告を希望する場合は、開業届と同時に「所得税の青色申告承認申請書」を提出することで、節税のメリットが得られます。

講師を雇用する場合は、社会保険や雇用保険の加入手続きも必要になります。手続きに不安がある場合は、税理士や社労士に相談するとよいでしょう。

4-5. 講師を採用する

塾の運営において講師の質は教室の評価に直結するため、採用活動は慎重かつ計画的に進める必要があります。特に個人塾は知名度が低く、限られた人材市場の中で自塾に合う人材を確保しなければなりません。大学生を講師に雇おうとしても、近年は大学生の忙しさや労働条件の不透明さから、塾講師や家庭教師のアルバイトは敬遠される傾向にあり、講師の確保はますます困難になっています。

その点、フランチャイズ塾はブランド力を活かして講師を集めやすいのが利点です。ECCベストワンでは、年に数回の講師研修会や実地研修を実施しており、未経験者でも着実にスキルアップできる育成体制を整えています。本部のサポートを受けながら講師の成長を支援できるため、教育の質を保ちながら安定した塾運営が可能です。

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4-6. 広告・宣伝する

塾経営において売上を安定させるためには、効率的に生徒を集める必要があります。開業準備と並行して、効果的な広告・宣伝により塾の存在を地域に知ってもらえれば、入塾につなげることができます。以下に、代表的な宣伝手法を紹介します。

チラシの作成 地域に直接アプローチできる定番の手法です。新聞折込やポスティングのほか、駅前配布も有効です。
ホームページの作成 Web検索を通じて塾を探す人は多いため、早期のホームページ開設は必須です。料金や指導方針だけでなく、ブログで塾の雰囲気や日常を伝えるのも効果的です。
SNSでの発信 SNSは短い情報で多くの人の目に触れられるツールです。露出を増やすことで、塾の認知度アップにつながります。
紹介制度の活用 在籍生徒の紹介によって新規入会を促す方法です。特典を設けると紹介意欲が高まります。

こうした手法に加えて、ECCベストワンでは他塾と差別化できる独自の広告支援も充実しています。たとえば、校舎写真・講師紹介・成績向上実績など、地域に根ざした情報を盛り込んだオリジナルチラシを制作できます。公式ホームページの校舎ページでは、教室の新しい動きや成果などをタイムリーに情報発信できます。ECCが長年蓄積した宣伝ノウハウを活かし、費用対効果の高い広告戦略を展開しますので、集客に不安がある方でもどうぞご安心ください。

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5. 塾の開業に成功するためのポイント

塾を開業して成功を収めるには、準備段階から運営までの各プロセスでポイントを押さえる必要があります。ここでは、塾の開業にあたって意識すべき点を紹介します。

5-1. 開業資金を抑える

開業コストを抑えれば、運転資金に余裕が生まれ、安定した経営を実現しやすくなります。過剰な設備投資や初期費用のかけすぎは避け、必要最低限で質の高い学習環境を整えるようにしましょう。開業資金を抑えるための方法としては、以下が挙げられます。

  • 家賃の安い物件を選ぶ
  • 自宅の一部を教室にする
  • 設備には中古品を使う
  • 学生アルバイトを雇う
  • 宣伝にはSNSを活用する
  • フランチャイズで開業する

中でも、フランチャイズによる塾の開業は、教材や運営ノウハウ、集客支援を受けられるほか、ブランド力による集客も期待できるため、ゼロからの立ち上げよりも失敗リスクを抑えられます。

5-2. 近隣の塾と差別化する

大手塾と同じ土俵で勝負するのは難しいため、地域密着型ならではの強みを活かして、特定層に響く独自の価値を付加した差別化戦略が求められます。差別化によって「この塾だから通いたい」という理由を明確にできれば、定着率の向上が見込めます。以下は、差別化の具体例です。

  • 中学生数学専門や受験対策特化など、特定層に限定した指導
  • 1対1の丁寧な個別指導や、親との密なコミュニケーション
  • タブレットやICTを活用した授業スタイル
  • 食事提供や家庭学習支援などの生活支援型サービス
  • 教室見学会や授業ライブ配信などの実施

たとえば、「ご飯付き塾」や「親子で受けられる授業」など、学習にとどまらないサービスを提供すれば、子育て支援としての側面が強調され、保護者からの信頼を得やすくなります。地域の学校の状況や家庭のニーズを分析し、自塾ならではの強みを打ち出して「選ばれる塾」を目指しましょう。

5-3. 相場に合わせて価格設定をする

チラシなどで「地域最安値」を打ち出すなど、授業料の安さは広告効果を高め、問い合わせ増加に直結します。しかし、安さだけに頼るのではなく、自塾の品質や指導スタイルが価格に見合うことを訴求するのも重要です。以下のような流れで価格を設定するとよいでしょう。

  • 近隣塾の授業料を調査する
  • 1分あたりの授業料を算出する
  • コストと利益を再計算して調整する

大手塾の無料キャンペーンに対抗せず、個人塾ならではのきめ細かな指導や信頼感を武器に価格とサービスのバランスを保つことで、経営の長期的な安定化を図れます。市場調査とコスト管理に基づく正確な価格設定を行い、収益性を確保しながら無理のない運営を実現しましょう。

5-4. 生徒のニーズに合ったカリキュラムを作る

生徒の学力や目標に合わせたカリキュラムを設計すると、学習意欲の向上や成果の最大化が期待できます。特に個別指導塾では、一人ひとりに最適化されたプランが満足度を生み、保護者からの支持獲得にもつながります。一般的に、カリキュラムは以下のような流れで作成します。

  • 学習目的とゴールを明確にする
  • 教材を選定し、内容を構成する
  • 進捗確認と改善を継続する

カリキュラムを柔軟に設計・運用することで、生徒の個性や課題に応じた最適な学習支援が可能となり、塾の評価向上にもつながります。講師任せにせず、教室全体で質を保つ仕組みを整えることが、信頼と成果を両立させるポイントです。

5-5. フランチャイズに加入する

フランチャイズのブランド力やノウハウを活用すれば、集客や運営面の不安を軽減でき、初心者でも安定したスタートを切ることが可能です。個人塾にはないフランチャイズ加盟ならではのメリットには、以下が挙げられます。

  • 知名度とブランド力で集客できる
  • 運営ノウハウが整っている
  • 他オーナーと情報交換ができる
  • 成功実績に基づくビジネスモデルが確立されている

ECCベストワンでは、開校前後に運営・教務の研修を実施するなど、未経験の方でも安心して塾を開業できる環境をご用意しております。本部スタッフによる直接指導やフォローアップ研修により、指導の質を高め、地域から選ばれる教室づくりを支援いたします。オーナー様とともに、地域に根ざした高品質な学習塾の運営を全力でサポートしますので、一度詳細をご確認ください。

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まとめ

塾を開業するには、事前に明確な準備と戦略が求められます。フランチャイズか個人かの選択によって必要な費用や支援体制が異なり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。また、価格設定、カリキュラム作成、講師の採用、生徒募集といった日々の運営にも、細かな工夫と経営判断が必要です。

ECCベストワンでは、未経験でも安心して開業に踏み出せるよう、各種研修制度や広告支援などを整えております。自分に合うスタイルで理想の塾経営を実現したい方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

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